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雑記帖







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バイク仲間は北海道へ!
そして自分は・・・
No.2ー2



         
伊豆・信州 ソロツーリングへ・・・
                    9月8日編

                 
9月8日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

6起床。
6時判朝食。
朝はご主人が漁に出るということで奥様がお相手して下さった。
す、凄い!
朝から沢山の料理が出て、貝の味噌汁の大きさにビックリ。
やはり、ご飯は食べる余裕が無いほど・・・
朝からご馳走でした。
漁港の民宿はこれだからイイネ!

            

西伊豆戸田温泉民宿いおりを7時40分出発。
今日は400km強の道程で岐阜白川郷まで走らなければならない。しかも午後5時まで到着する約束だ。
4年前に行った時は素通りだった為、今回は世界遺産でもある合掌造りの民宿に泊まることが目的だ。ただ距離があるので走りっぱなしになるだろう。

コースは、戸田から県道17号線を海岸線にそって進み、沼津からR139号線を、富士宮市、本栖湖と進み、本栖湖からR300号線で峠を超えた後、県道404号線でR52号線へショートカットし、中部横断自動車道・増穂ICから中央高速に。中央高速は松本で降り、R158号線野麦街道を安房峠経由で飛騨高山まで進み、同じくR158白川街道で白川郷に入るコースだ。

7時40分出発
民宿いおりを出発してから、伊豆の景勝地である県道17号線をひたすら北上すると、相模湾から望む富士山の優美が徐々に大きくなっていく。天気も相まって素晴らしいロケーションだ。

            

焼津、富士宮を通るころは朝の出勤時間とトラックの行き来に重なり、酷い渋滞に巻き込まれた。トラックの排ガスはかなり応える。隙があればなるべく抜くようにしたがきりが無い。暫く我慢して走っていたら、今は無料の西富士道路に入りやっと一息つけるようになった。一揆にスピードを上げた。

            
                         本栖湖の西海岸から

このまま順調に進み、本栖湖西側部分に着いたのが10時40分頃、ここから撮影した富士山が昔の500円札の裏側に印刷されていたことは記憶に残っている。

さて、ここからR300号線で久那市に向うのだが、ここから先は行ったことがないので地図から見るコーナーに胸を躍らせているところだ。休んでいる間にもバイク軍団が通り過ぎていく。そして十分休んでから再び未知の領域へ。中の倉トンネルをくぐり、いよいよ山道に差し掛かった。道路はまずまず。そしてコーナーが迫ってくる。初めての道は要領が得ずぎこちないコーナーワークだが、ヘアピン級の素晴らしいコーナーが続く。この道を何回か往復したくなってきたが、先を急ぐので素通りとした。今度また来ようと誓いながら・・・

その後は順調に流し、中部横断自動車道・増穂ICに到着。そして中央自動車道へ。昼時になったので、八ヶ岳パーキングエリアで昼食。夕食を考慮し軽く済ませた。
覆面パトカーを気にしながら松本ICまで一揆に走った。
松本からR152号線を安房トンネル入り口中の湯ICまできて、安房峠に向った。昔車で通ったことがあるがバイクでは初めて。ヘアピンカーブが多くその上道が悪く要注意。しかし、同進行するバイクやすれ違うバイクもあり、心強く感じた。標高1780mの安房峠はかなり涼しく心地よい。

                  
                           安房峠にて

バイクナビが下を走るトンネルの位置と峠道が重なると妙な指示をだすので最初戸惑ったが、理屈が分かると逆に面白かった。
平湯にさしかかり右キャンプ場を尻目に過ぎていくと、今は通行止めになっている乗鞍スカイラインの入り口が左に見えてくる。昔はここから乗鞍スカイラインに天体撮影の為よく登ったものだ。ひんやりする平湯トンネルをくぐりR158号線を高山に急いだ。十分降りてきた対向車線側直線道路でネズミ捕りが行われていた。北海道で対向車にネズミ捕りを教えてもらいたいへん救われたことを思い出し、対向車線の車や特にバイクにパッシングの嵐を注ぎあてた。分かってもらえたかどうかは不明だが・・・

高山の町の中は所々見覚えがある個所が所々ある。高山牛を食したレストランの前にさしかかり思わず懐かしさが込みあげてきた。高山を通り過ぎたところでガソリング乏しくなってきた。そしたら前に入れたことがあるスタンドにさしかかり思わず入庫。バイクもお腹一杯になったところで後は白川郷目指して一直線。ここから先は東海北陸自動車道とR152が競っている区間が暫く続く。R152はガラガラ。こんなすいている道路があるのに高速道路ってほんとに必要なの?と自問自答。そのうち白川街道に。
ダム湖としては、日本で二番目に大きいという御母衣湖を左に見ながら、やがて白川郷到着。

    

今日のお宿、孫右エ門に午後4時55分やっと着いた。約束の時間にギリギリセーフ。直ぐお風呂へ入り、旅の汗をすっかり洗い流し、午後6時過ぎ待ち遠しい夕食タイム。 

             
                 この他に天ぷらと岩魚がついていた。

食堂に相当する場所は、囲炉裏のある大広間。宿泊者全員が一堂に集まり、各自のお膳をUの字型に並べ配置する形。料理は山間でとれる旬のものが出されていた。質素ながらたいへん美味しく頂いた。

    
  囲炉裏のある大広間 大画面のテレビがあった。天上は囲炉裏からでる煤で真っ黒。これがいいらしい

           
             部屋の様子             部屋から表を望む

東側の部屋の仕切りはふすまのみ。従ってお隣さんの話し声がよく聞こえ。廊下を挟んだ西側の仕切りは板壁となっていた。
夜の白川郷を散策に出た。殆んど街灯が無く真っ暗な街を目的も無く歩くのは旅の醍醐味であろうか。
なんとものどかで優しさを感じる合掌造りの民宿であった。

今日はよく走った。テレビは無く夜は暇なので明日の走行予定をバイクナビと悪戦苦闘。そのうち心地よい疲れが過ぎり、早くも10時過ぎ就寝してしまった。

●天候 
9月8日晴れ
所要時間
伊豆・戸田出発9月8日7:40 岐阜・白川郷到着9月8日16:55頃
走行距離
約406.8km